想像力が発揮できるオフィスとは？

■自由な発想が生まれるオフィス作り

一企業が行う業務にはたくさんの内容がありますが、特に重要なものと言えるのが商品開発です。どんな商品もしくはサービスを開発して提供するかによって、その企業の行方が決まりますので、社員の想像力を高め自由な発想ができるオフィス作りをすることは、企業の業績を左右するものとなります。また、こうした配慮のなされたオフィスは、開発部門だけでなく他の部署でも社員が、ストレスなく快適に働けるよう助けになりますし、より仕事を楽しく行えるために役立ちます。

こうしたメリットを生み出すためには、従来の画一的なオフィスデザインからは脱却しなければいけないと思います。 今までのオフィス作りは、スペースを無駄なく活かしてできるだけたくさんのデスクやオフィス機器を詰めることという観念が強かったように思います。 しかし、これは想像力を豊かに発揮する環境とは言えないものです。自由な発想を生み出すためには、やはりくつろげる環境にいるということがとても重要だからです。 そのため、無駄な間仕切りやデスクを取り除き、少なくても見た目上に広々とした空間を作り出すことがポイントとなります。

■収納をうまく活用

また、収納を上手にするということも一つのカギとなります。オフィスの中には、どうしてもたくさんの種類や事務用品など無機質なものがあります。 こうしたものがオフィスの見えるところにあると、窮屈で雑多な印象を与えてしまうので、普段の仕事の際にはあまり表に出ないような形で上手に収納することが大切です。 また、表に見えるところには観葉植物や雑貨などを置いて、リラックスできる雰囲気を生み出すようにできます。 こうした視覚的な違いというのは業務にもかなりの効果を生み出し、思った以上のメリットを与えるものとなります。

収納を中心に提案している会社もあります。こちらはギャラリー収納という収納家具専門店の事例ですが、 床から天井まで壁一面に設置するオープンタイプの本棚などがあります。 工事なしで設置できます。店舗の什器として、機能性と意匠性を兼ね備えたプランも可能です。 見た目にも美しい収納で、オフィスがスッキリしそうです。

暮らしをデザインする収納家具専門店

こちらのサイトも参考になります。

片付けやすい間取り、暮らしやすい生活動線、壁面の活用などを提案

■コミュニケーションが生まれる環境

さらに、社員同士の会話がしやすい環境というのも、考え抜かれた自由な発想を生み出すことに貢献します。一人の社員のアイディアを一緒に他の社員が練り上げていくには、緊密なコミュニケーションが欠かせませんが、従来型の個々にデスクを割り当てるという設計だと、気軽なコミュニケーションが取れなくなります。そこで、グループで集まれるスペースを設けること、もしくは思い切ってデスクの配置を変えたり、デスクそのものの使用を止めて、グループで仕事を進めることを前提に設計ができるかと思います。今までにない設計だと、社員が最初は戸惑ってしまいますが、次第にそのメリットを感じられるようになります。